日野愛子の、日本に氣づけるブログSAKIWAHI

名前のことだまを入り口に、和ごころに気づけるブログです。

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日野  愛子

Author:日野 愛子
日本人がもう一度、日本人になろう。

皇紀2671年3月11日、
再び、ほんとうの幸せに戻るための、
大きく舵を切れた転換点にするために。

いつもほんとうのことを知ろうとすること、
いつも自分の中の愛に聞いて、
一歩を選べるように。

知ることへの道は、愛のはじまり。

名前のことだまを入り口に、
素敵な日本に氣づけるブログです。

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15年前の9月に、ご逝去された日本の名監督・黒澤明さん。

亡くなる8年前、日米合作の映画『夢』を公開しています。

「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」
の8話からなるオムニバス形式です。

黒澤明監督自身が見た夢を映画にした、という設定で、
各エピソードは、「こんな夢を見た」というテロップ表示から始まります。

これは、夏目漱石の『夢十夜』における各挿話の書き出しと同じだそうです。



アメリカのワーナー・ブラザーズが配給権を持っていて、
現在国内で上映可能なプリントは、東京国立近代美術館フィルムセンターに保存されている1本のみとのこと。

そのため、フィルム上映される機会がありません。


この『夢』シリーズの中のひとつ『赤富士』に、
黒澤明監督の激しい思いが、

オブラートに包むことなく強烈に表現されていました。

映画の始まりはこうです。


寺尾聰演じる主人公が、
「何があったんですか!?」と逃げ惑う大勢の群衆をかきわけていく。

目の前には真っ赤に燃えた富士山。

そして根岸季衣演じる子連れの女性が、
「あんた知らないの?原発が爆発したんだ!」と。






「原発は安全だ!
危険なのは操作のミスで、原発そのものに危険はない。
絶対ミスを犯さないから問題はない、

とぬかしたヤツラは、許せない!」

と、根岸が絶叫するのです。

- 写真:Album/アフロ



23年前、すでに今の日本を予期していたのか…?!


核分裂によるエネルギーを利用する、
原子力発電所の存在が許せないという、
私的なまでに強烈な警鐘メッセージ。


もの凄く強烈です。

しかし、今、日本で起きている現実の方が、はるかに恐ろしいのです。

忘れてはいけません。


黒澤監督は、
チェルノブイリ原子力発電所事故を受けて、
未来の日本に向け、
一刻の猶予も許さないほどに危機的状況だと、警鐘を鳴らしていたのではないでしょうか。


黒澤監督は、この映画が公開されたのと同じ年に刊行された
「黒澤明、宮崎駿、北野武ー日本の三人の演出家」(ロッキング・オン社)でのインタビューで、原発について、

「作った場合にさ、人間では制御できない性質を持ってるわけでしょ?
それを作るっていうのが、そもそも僕は間違いだと思う」と断言していました。

「日本は地震も起こるわけだしね、いつ旅客機が墜落してぶつからないとも限らないわけでしょ。(中略)
もし日本でそういうことが起こったら日本だけの問題じゃないよ」とも発言していました。



先日、引退表明された宮崎駿監督が、
ご自身のお考えを明確にし、

「ジブリは原発ぬきの電気で映画を作りたい」と事務所に掲げていたりしたことを、

なぜこの方はこんなにも堂々となされるのだろう、と尊敬していましたが、

もしかすると、
宮崎駿監督の心の中には、
この、黒澤明監督の存在が、いつも、胸にあったからではないでしょうか。


生き様。


経済のためじゃなく命のために、
自分たちだけじゃなく未来の全体のために、

そして、自らの立場を顧みず、
それらの本音を貫く姿勢。


先人たちが私たちに見せてくれた姿勢を、

無にすることも、

よし!私たちの世代でなんとか氣づこう!変えていこう!

と動くことも、

私たち大人には、できるのです。


黒澤明監督の「夢」は、
このまま、正夢にするんじゃなく、

希望ある夢へ、転換するためのきっかけに、ぜひともしたいと私は思うのです。


さぁ、どんな未来を、選択しましょうか。



今日も、
ことだまの幸わふ国に
生かしていただき、
ありがとうございます。 愛子
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