日野愛子の、日本に氣づけるブログSAKIWAHI

名前のことだまを入り口に、和ごころに気づけるブログです。

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日野  愛子

Author:日野 愛子
日本人がもう一度、日本人になろう。

皇紀2671年3月11日、
再び、ほんとうの幸せに戻るための、
大きく舵を切れた転換点にするために。

いつもほんとうのことを知ろうとすること、
いつも自分の中の愛に聞いて、
一歩を選べるように。

知ることへの道は、愛のはじまり。

名前のことだまを入り口に、
素敵な日本に氣づけるブログです。

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今日は展示会の取材で、
備前市伊部から来られた、難波リュウジさんの備前焼に出逢いました。


私は、芸術はとても好きです。
美術館や、庭園を巡るのは、とても好き。

だけど特別に詳しいとか、違いが分かるとかではないのですが、
自分勝手に、とても好きなわけなのですが、

正直なところ、
焼き物は、特に知識が無く、よくわかりませんでした。


けれど結論から申し上げて…


私自身完全に、備前焼の魅力にとり憑かれました。


備前焼が持つ魅力。

それから、
作り手の難波リュウジさんの感覚が、共感できるものだったからかもしれません。



リュウジさんは、
備前焼の里、伊部に、江戸時代から続く窯元の家に生まれました。


備前焼は、須恵器の流れを汲む、
釉薬なしで焼きしめる1000年以上の歴史を持つ焼き物。


備前焼に使う土は、備前市伊部の土でなければいけません。

その土地のものを使い、その土地でつくる。

焼き物多しと言えど、
本当に土着の作り方をしているのは、備前焼だけかもしれません。


リュウジさんは、
「土が作れたら、作品は出来上がったようなもの」
とおっしゃっていました。

備前の土はきめ細やかで粘度がいい。


実は、土は、地中深くから掘り起こしたあと、
10年から30年もの長い間、

雨に晒し、雪に降られ、お日様に照らされながら過ごします。

そのあと地下にさらに数週間眠らせて、菌の力で、
一層、備前焼にとって理想的な土になります。


何十年もの時を経て、やっと材料が出来上がる。


だから、今、リュウジさんが作品にしている備前焼の材料は、
リュウジさんのお父さんが掘り起こした土なのです。


作り継いでゆく。

自然というベースを大前提にしながらも、
親から子へ、時に孫へと、作り手をリレーしてゆく。


なんだか…それを考えただけで、じーんときます。

これが出来ること自体が、もう、奇跡のようなもの。


更に、登窯で焼きしめる日数は、2週間ほど。

作品によっては、位置を変えながら、それを3回繰り返した物もあります。


あり得ない程の時間がかかっています。


けれどその時間のかかり方というのは、
人為的なものではなく、


ひたすらに、自然の恵みや歴史が、そこにぎっしりと詰まっていたり、
その質感、色味、照り、濁り、すべてが、偶然美。


見れば見るほど、
感じれば感じるほど、

味わいは増して増して…

もう、虜です。








あぁ、少しだけ、
仏像を眺めている時の感覚に似ているところもあります。
これは完全な、私見ですが…


しかも、これだけ贅沢な物でありながら、価格は本当に庶民的な価格。

誰もが生活に取り入れられるような価格。

正直驚きです。

「簡単に儲かったら、困るじゃないですか。」なんて仰るんですよ。
なんて方なんでしょう…



仕事なので撮影をしてニュースにまとめていくのですが、
正直なところ、絵画などの作品展と違って、

この備前焼は、画面からは伝わらないと思いました。

映像や、写真では、この魅力は完全には伝わらない。


というのも、備前焼の魅力のひとつに、
手にとった時のこちら側の感覚の変化があるからです。

手にとってみるまで、味わうことは出来ない、
何とも言えない不思議な感覚があります。

その感覚までもを、
映像や写真では、体感していただくことが出来ないからです。


手にとったなら。
離れられないような感じ…



というわけで私、お買い上げしてしまいました。沢山。(笑)

実は度々、私はこういうことをやります。


お仕事で行った取材先で、営業先で、

詳しいお話を伺っていく中で、その魅力を十分に感じてしまい、
自分自身がそれを買ったり、利用したりするようなこと。


「物」であっても、そのストーリーや、流れている精神性が、
よく理解できる物たちが、自分の周りに居てくれること。

これは本当に幸せなことです。


リュウジさんは、
買い手、使い手が、物を手にして、使っているその生活を描いて、

ものづくりをされています。


物の入れ替わるスピードがどんどん速くなっているこの時代に、
いずれは、返ってくるであろう普遍性を知っています。


自然への畏怖の念を忘れない。


地球に住む者の、最低限の普遍性。


そのことが、根底にあり、それが作品として形になっている。


だから、こんなにも、愛おしい気持ちを抱く。



ちなみに、リュウジさんの工房、「紫庵(しあん)」を名付け、
書いてくださったのは、「永谷園」などの自体を書かれた方なのだとか。



良きものは、良きことを引き寄せますね。


ちなみに偶然にも今日、私が着ていた洋服の色は、
珍しく「紫」だったんです。

これも、引き寄せでしょうか。


素晴らしい物に出逢えました。感謝。

なお、この作品展は11/3まで、
新居浜市宇高町の音楽の泉で開かれています。


今日も、
ことだまの幸わふ国に
生かしていただき、
ありがとうございます。 愛子
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